知らなきゃ損する『カン』のタイミング!『カン』って何?どうやってするの?詳しく教えます!

今回は、麻雀を全くの初心者の方、ある程度のルールを覚えた中級者の方に押さえて欲しい『カン』のタイミングについて紹介します。

カンとは何か、どの条件でできるのか。カンのメリットデメリット、するべきタイミングなどを詳しく解説します!これを知らないと勿体なかったり最悪の場合逆効果になったりします。

麻雀を上達する上でも押さえておきたいポイントですので一緒に学んでいきましょう!

カンについての基本情報

まず初めにカンについて基本的なところから説明します。カンとは同じ牌を4枚集めて槓子(カンツ)を作る行為です。槓子4枚ですが、扱いは面子と同じになります。それでは詳しく見ていきましょう。

カンの種類と条件

まず初めにカンの種類と条件について説明します。

カンには主に「暗槓」(アンカン)大明槓(ダイミンカン)小明槓(ショウミンカン)に分かれます。

『暗槓』とは、自分で同じ牌を4枚ツモってカンをしたものです。相手の力を借りず、自分の力のみで揃えることが条件になります。他人の力を借りていないので鳴きにならず、テンパイ後、リーチもかけることができます。

『大明槓』とは、自分の手牌に同じ牌が3枚(刻子)あるときにそれと同じものを、他の人が捨てた場合に鳴くことによってできるものです。相手が捨てたときに自分の手牌に(刻子)があるのが条件です。鳴いたことでリーチができないため注意が必要です。

『小明槓』とは、先にポンをしているものと同じ牌を、あとから自分でツモったときにできるものです。別名『加槓』(カカン)とも言います。ポンをした後、同じ牌を他の人が捨ててもそれをカンすることはできません。自分でツモることが条件です。また、気を付けるべきポイントとして、加槓したときその牌が誰かのアガリ牌だった場合、相手はロン出来る。というルールを知っておきましょう。危険な牌は容易に加槓してはいけません。

カンをするメリット

次はカンをしたことでどういうメリットがあるか説明します。主なメリットは次の通りです。

  • ドラが増える
  • ツモ回数が増える
  • 嶺上開花(リンシャンカイホウ)のチャンス
  • 裏どらが増える

カンをしたらドラ表示牌の横にあるカンドラ表示牌をめくります。この行為によってドラが増えることとなり、自分の手牌にあれば高得点を狙うことができます。

また、カンをした後は嶺上牌(リンシャンハイ)をツモります。つまり他の人よりツモる回数が増えるのでアガリに近づくチャンスになります。さらに自分がテンパイの状態からカンをして、嶺上牌でアガった場合、「嶺上開花」という役が付きます!

カンドラ表示牌をめくったことで、裏どらも増えます。裏どらとはドラ表示牌の下にある牌の次の数字です。裏どらを見れるのはリーチしてアガることが条件なので、鳴いてカンした場合にはこのメリットはありません。

カンのデメリット

次は反対にカンのデメリットを説明します。主なデメリットは次の通りです。

  • 相手の点数が高くなる
  • 鳴いた場合はリーチがかけられなくなる
  • 打点が下がる
  • 手牌の一部を晒すことになる

先ほどメリットとして、ドラが増え高得点を期待できるとあげましたが、それは相手も同じです。あくまでもドラ表示牌が増えるだけで、ドラとなる牌が手牌になければ点数は変わりませんし、反対に相手が持っていたらアガられた時のリスクが増えます。こればかりは願うしかないです(笑)

明槓の場合は鳴きになるため、リーチをかけられなくなるのに加え、打点が下がります。打点が下がるとは、役の翻が下がる(点数が下がる)ことです。

また、カンは自分の手牌の一部を晒すことにもなります。とはいってもカンをしたことで完璧に手牌が読まれるわけではないのでそこまで臆する必要はないですが、一応頭に入れておきましょう。

カンのタイミング

ここまででカンについてある程度わかってきたかと思います。

しかし問題なのは、カンをする”タイミング”ですよね。そこで、カンをした方がいい場合と避けた方がいい場合を説明します!

カンをした方がいい場合

結論!カンをした方がいい場合は『高い点数を求める。尚且つ、おおよそのアガリが見えている状態』の時です。

詳しく説明すると、最後の一局で持ち点がトップの場合、わざわざカンする必要はありません。なぜなら安くてもアガればトップだからです。わざわざカンをしてドラを増やすのは、相手がアガったときの点数を高くする、すなわち逆転されるリスクしかありません。

この反対で、自分がもう少し高い点を目指したいときはカンをおすすめします。しかし、明槓の場合はリーチができないこと、裏どらが見れないこととを考え、自分とトップの差を計算する必要があります。暗槓なら積極的にしていきましょう。

また、点数のほかにも自分の手牌を気にする必要があります。全くアガれそうにない場合にドラを増やすのはリスクになります。特に明槓の場合は役が作れるのかを確認してから鳴くようにしましょう。

カンを避けるべきタイミング

次にカンを避けるべきタイミングです。

した方がいい場合。の説明の中であった通り、自分へのメリットがなく他人へのメリットになるとき。リスクが大きい時は避けるべきでしょう。

むやみやたらにカンをするのは逆効果の場合もあるということです。

まとめ

今回は、初心者や中級者むけにカンの基本とおすすめのタイミングなどを紹介しました。

結論、大事なのは、カンをする必要性があるのかを自分で気づくことです。

結局どっちがいいかわからない人は、暗槓はしてみてもいい!明槓はしない!ことをおすすめします。私が麻雀初心者に教えるときには、基本鳴くな!といいます。ポンやチーも含めてです。

鳴きじゃない暗槓は、できる場合はしてみてもいいと思います!ある程度の流れがわかってきますし、ドラが乗ったときの嬉しさはやはり麻雀の楽しさの1つですからね(笑)

この記事がカンについて迷ってた人に少しでも学びになればうれしいです!他にも色々麻雀の解説をしていますので、また一緒に学びましょう!

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